金融庁並びに経済産業省の指導を受けて構築された、
「CRedit Information Network」という、
個人信用情報の交流システムがあります・・・・・・・。
全国銀行個人信用情報センター、
㈱日本情報センター、
㈱シー・アイ・シー(CIC)の3機関が、
それぞれの機関が保有している個人信用情報のうち、
延滞に関する情報及び、
本人が申告した本人確認書類の紛失盗難に関する情報などの事故情報を相互に交換するというシステムです・・・・。
一方、借入残高などの取引に関する情報(ホワイト情報)は交換されていないため、
多重債務に陥っていたとしてもそれを把握されず、
たとえば銀行で融資審査が通ってしまうなど問題があります・・・・。
「ブラックリストの載ったのに審査が通るってことは、悪いことではないのでは?・・・」と、
思われるかもしれませんが、
支払能力以上に融資が通ったり、ローン契約が通ったりするような状態は、
最終的には破産に追い込まれるような状態に陥る恐れがあるため(これを「過剰与信」と言います)、
与信審査というものは適正になされる必要があるのです・・・・・・・・・。
多重債務、個人信用情報、ブラックリストに関するご相談は「さくら司法書士事務所」