「振り込め詐欺」に使われた口座凍結を偽造判決書を用いて解除&現金を引出し、
先日、
偽造有印私文書行使容疑で逮捕された京都家裁の書記官が、
これだけでなく、
認知症の資産家に対し、
債権があるよう装って(認知症資産家の)遺産を差し押さえ、
現金数千万円を詐取していたことも埼玉県警の調べて判明したそうです・・・・。
調べによると、
容疑者がなりすましていた「馬場」という架空の男が、
認知症の資産家に多額の債権があるように装い、
この遺産の差し押さえを申し立て、
結果、
申し立て額が遺産よりも多かったため、
遺産全額が差し押さえられて馬場名義の口座に入金されたとのことです・・・・。
成年後見制度を悪用した事件は、残念ながら後を絶たないのですが、
今回の事件は(記事を読む限りでは)、
成年後見制度を利用している認知症の方の資産を差し押さえる・・・・・といった手口から推測するところ、
(よくある)成年後見人としての立場を悪用したものとは事情が異なるようです・・・。