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「遺産分割協議」とは、
相続財産をどのように分けるかを相続人全員で話し合って決めることをいいます。
そして、この遺産分割協議で全員が合意できなかった場合は、家庭裁判所で遺産分割をすることになります。
遺産分割は、
遺言書があれば遺言の内容通りに分け(指定分割)、もし、遺言書がなければ、民法で定めたとおりに分ける(法定分割)ことになるのですが(これが基本です。)、
実際は、
相続人全員の話し合いで合意すれば、指定分割や法定分割にこだわる必要はなく、相続財産をどのように分けてもかまわないのです(協議分割)。
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遺産分割協議は、
相続開始を知った日の翌日から10ヶ月、、、つまり、相続税の申告期限までに終え、遺産分割協議書を作成しておくべきです。
なぜならば、上記期限までに遺産分割が終わっていないと、基本的には相続税の優遇措置が受けられなくなるからです。
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そして遺産分割は、
何も無理やりに相続財産そのままを(現物を)相続割合に従って分けなければならないものではありません。
相続財産の性質や相続人の事情にあわせ、
いくつかの分割方法が用意されており、これに従った分配をすることも可能なのです。
現物分割
文字通り、遺産をそのまま分ける方法です・・・・・。
但し、
相続財産に不動産がある場合は(たとえば建物)、登記名義上で共有するならともかく、不動産そのものを(建物)を切って分けるわけにはいきませんので、他の方法も検討する必要があります・・・。
代償分割
相続人の一人に不動産の全て(相続分を超えた遺産)を取得させてしまい、
その代わり、具体的相続分に満たない他の相続人に対し、不足分相当の金銭を支払う(債務を負う)方法です。
従い、
代償分割は不動産を取得する相続人には一定の資力が必要と言えます・・・・。
換価分割
不動産(遺産)を売却して、その売却代金を分配する方法です・・・・・。
お金に換価してしまえば具体的相続分に一致した分配が可能なので、公平感があります。
さて(話は変わり)、
今日は西新宿で用事があり(小雨が降る中)、朝早くから出かけたのですが、用事が終わる頃にはすっかり雨もやんでいたため、少しブラブラと遠回りをして帰りました・・。
東京都庁
いつ見ても迫力がありますね。
遠くから見る都庁も好きですが、下から見上げる姿が一番好きです。
新宿中央公園
子供たちや家族連れなどが楽しそうに遊んでいました。
ナイアガラの滝の近くいた兄妹が、私に「この滝、プールの臭いがするよ!」と一生懸命説明してくれました。(「・・・あっほんとだ」)
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