昨日はとても暑かったですね~・・・。
さて、
過払金返還請求に対する、
SFコーポレーション(三和ファイナンス)の対応の状況です・・・・。
本件は、
昨年の夏(7月)に提訴し、
昨年末に勝訴したものの控訴され、
先月下旬に控訴審における判決を得(控訴棄却)、
今月初旬に判決が確定した不当利得返還請求訴訟です・・・・。
①簡裁提訴時の記事>>
②控訴された頃の記事>>
③控訴棄却の記事>>
結論を申し上げますと、
判決が確定してから数日後に、
過払元金及び利息の全額が(本人宛に)返金され、
(敗訴した者が負担すべき)訴訟費用の返還については完全に「無視」・・・・、
といったところです・・。
一審(簡裁)提訴準備期間を入れると、
過払い金回収までに丸一年かかったことになります・・・・。
しかし、
2、3割程度の和解案や控訴といった同社の度重なる揺さぶりに屈することなく、
徹底的に争うことによって、
過払い金及び利息の全額を同社より取り戻すことができました・・・。
「時間をかけずに過払金全額の2,3割の返金で良しとする」か、
「時間がかかってでも(トコトン争い)過払い金(元利金)満額を回収する」か、
それとも、
「(例えば)5割ぐらい返してもらえたら満足」なのか・・・etc
過払い金の回収は、
判例の動向や貸金業者の資力(民事再生・倒産)、
企業体質などによって、
実際に取り戻せる金額や返還時期(数ヶ月後・半年後etc)、
そして
支払い方法(一括・分割)なども大きく変わってきますので、
依頼人には、
これらリスクを十分理解頂き、
そして承知して頂いた上で、
(どこまでやるのか)決めて頂かなければなりません・・・・。
本件については、
様々なリスクを覚悟した上で、
徹底的に争うことを選択した依頼人の判断が功を奏したと言うわけです・・・。
良かったです・・・。
SFコーポレーション(三和ファイナンス)に対する過払い請求は西東京市(田無)「さくら司法書士事務所」認定司法書士志村理