一昨日も昨日も「雨」。
予報によると今週はずっとこんな天気のようです・・・・・。
昨日の午後、
アイフルより電話が入りました・・・・。
最初はいつもの、
(任意整理における)分割弁済の申し入れに対する回答
若しくは、
過払い請求に対する回答なのかと思いましたが、
そうではありませんでした・・・・。
用件は、
昨今のADR手続中において、
(同社の)対応が止まっていたことに対するお詫びと、
経営状態悪化に伴う(今後の)「過払金減額のお願い」といったものです・・・。
アイフルの意向や要請を端的に申し上げますと、、
「過払い元金満額の5割(50%)で和解して欲しい」
そして
「任意の段階では5割(50%)程度の提示が限界である」
といったものです・・・。
現在同社に対しては、
過払い訴訟中の案件が多数あり、
また、
既に判決を得ている(債務名義)ものもあるのですが、
訴訟上でのアイフルは、
「悪意の受益(過払い利息)」を否定し、
そして、
「過払い利息は最終取引日若しくは訴状送達日の翌日から発生する・・・」といった、最判を無視するだけでなく筋違いの判例を用いて反論し、
更に
「受領した過払い金(儲け)は法人税として納付しているのだから、満額返す必要はなく(現に利益の存する程度で返還すれば足りる)、55%程度の返還で良い」などど勝手な自論を主張する始末です・・・・。
言ってることと(今回の電話)、やってること(訴訟での対応)に違いがあり、
実際、
これまでの「訴訟」はイタズラに長引かされている感が否めないので(その分、依頼人の困窮した生活が長引き、訴訟活動におけるお金も時間も手間も費やされているのです)、
資金繰りや経営状態が逼迫していることは十分理解できるものの、
少なくとも、
現在提訴中の事件や
判決を得た案件については、
(依頼人の意向がない限り)減額に応じるつもりはありません・・・・。
尚、
「判決を取られたものについては速やかに返金に応じる意向である」と、
アイフル担当者は言っておりましたが(・・・ということは提訴すれば過払金の全額を取り戻すことができる!?)、
厳しい状態が続くことに変わりはなく、
一層回収が困難になることが容易に想像つきます・・・・。
アイフルに対する過払い訴訟(請求)は西東京市(田無)「さくら司法書士事務所」