西東京市田無のさくら司法書士事務所 所長のブログ
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家督相続1

カテゴリー : 相続、遺産分割

蒸しますね~~、

私個人的には今年最高の不快指数です・・・・。

 

今朝、

家督相続に関する(電話での)ご相談がありましたので、

今日はちょっとだけこの辺について触れてみたいと思います・・・。

 

まずはじめに、

「家督相続」は旧民法下における相続の扱いのことなので、

もしも今日Aさんが亡くなり、

Aさんの相続が発生しても、

家督相続とはなりませんので、

そこはお間違えにならぬようご注意下さい・・・。

 

明31年7月16日施行の旧民法では、

「人」ではなく、

戸主(その家の代表者)を中心とする「家」の制度を基本としており、

 

戸主が死亡したり戸主権を喪失した場合は、

家督相続として、

「戸主権」と「財産権」の承継について定められました・・・。

 

家督相続では、

嫡出長男子による単独相続を原則としておりますので、

 

家督相続人たる長男は、

前戸主の有していた財産上の権利を当然に承継します・・・・。

 

また、

家督相続の開始原因は、

現在のように「死亡」だけではありません・・・・、

 

隠居」という、

生存中発生する相続もあったのです・・・。

 

尚、旧民法においては、

家督相続とは別に、

戸主以外の家族が死亡した場合は、

遺産相続」として財産権の承継について定めております・・。

 

遺産相続においては、

家督相続のような嫡出長男子による単独相続ではなく、

共同均分による相続を原則としております・・・・・。

 

 

 

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