朝、事務所に出所すると、
SFコーポレーション(三和ファイナンス)からfaxが届いておりました・・・。
何でも「過払元本全額+確定利息(最終取引日までに既に発生している利息)」を数日中に原告(契約者)の口座宛に振り込む・・・」といった内容です。
同社よりこのような内容のfaxが届いたのは初めてです。
何故ならば、
契約者(依頼人)名義の口座を知らない場合は、
何の知らせもなしに私(代理人司法書士)の口座に振り込んでくるからです・・・・。
何れにせよ現時点で言えることは、
sfコーポレーションは、
過払い訴訟(不当利得返還請求訴訟)で勝訴判決を得た案件についてのみ(債務名義)、
過払金を全額返還する方針のようです・・・・。
ただ、
一方的に振り込んでくるその過払い金及び利息には、
判決によって認めらた、
最終取引日の翌日から返還する日までの利息(年5%)が付加されていないので、
sfコーポレーションの対応は完全なものとは言えません・・・・・・。
上記利息の返金がないことについては、
sFコーポレーション側がついうっかり忘れているわけでも、
手続上のミスでもあありません・・・・。
意図的に支払わないだけです・・・・・つまり確信犯です。
『元本と確定利息さえ支払っておけば、支払日までの利息くらい払わなくても(たいしたことないので)、司法書士(弁護士)はどうせ追求してこないだろう・・・』
と、たかをくくっているのでしょう・・・・。
sfコーポレーションは、
提訴していない段階(任意)での過払い請求については、
返還に応じる(まともな)姿勢を見せません。
裁判上にて請求をしている段階(過払い訴訟)になって、
ようやく1割~4割程度の和解案を提示してくることがあります・・・・。
つまり(まとめ)、
SFコーポレーション(三和ファイナンス)に対する過払い請求は、
他の大手消費者金融のような訴外交渉は無意味で、
速やかに引き直し計算を及び訴えを起こし、
勝訴判決を得てからようやく一歩進む(スタート)と考えた方がよいと、
私は思います・・・・・。
SFコーポレーション(三和ファイナンス)に対する過払い請求のご相談は「さくら司法書士事務所」